2005年8月6日(土)〜8月8日(月)

詳細は『技術教室』2005年11月号に掲載



戦後教育の流れをさかのぼりどこに問題があったかを探る講座でした

「生きること働くことと技術教育・家庭科教育」斎藤健次郎 氏 
  (宇都宮文星短期大学教授・宇都宮大学名誉教授 ) 


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1.ものづくり
    
    素材(木材、金属、糸、布など)加工を通して子どもにどんな能力を身につけさせるのか検討しました。
    ものづくりを、人や社会との関わりを視野に入れて検討しました。 
2.電気・機械とエネルギー変換
電気や機械の基礎基本とエネルギー利用について、人や社会との関わりを視野に入れた授業づくりについて検討しました。
ロボコン教材の魅力を探るとともに、教科全体の中での位置づけがどうかを含めて検討しました。
3.栽培・食物
    栽培、食物など、生産・流通・消費・廃棄を結んだ授業のあり方を検討しました。
    食生活のあり方を考える授業づくりを検討しました。







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4.情報とコンピュータ
小・中・高を見通した技術・家庭科としての情報教育の内容を検討しました。
情報社会の中に生きる子どもたちと情報・コンピュータのあり方について検討しました。
     魅力ある情報・コンピュータ教材を考えました。 
5.家族と家庭生活
     子どもの発達を支える家族、家庭生活、家族労働について検討しました。
「家庭生活」との関係で「住生活」「衣生活」「食生活」の授業づくりを考えました。






6.学校づくり・教育課程と評価
     地域や学校の特色をいかした教育課程づくりについて交流しました。
     「評価」の実際について交流し、子どもを生かす評価について検討しました。
     技術教育・家庭科教育を進める上で必要な教育条件について検討しました。
7.教科書と授業実践
     教科書を使った授業を検証し、よい教科書とは何かを検討する。
     子ども、教師それぞれの立場から、新教科書の内容を検討する。
     1コマの授業について、その中身を検討する。
8.環境教育および総合学習
     暮らし方や技術のあり方を考える授業づくりを検討しました。
     自然と共生する循環型社会をめざした環境教育を検討しました。
     教科の専門性を生かした総合学習への取り組み、地域の人々との関わり方などについて交流しました。









あっ、こんな教材・教具があったのかと毎年新しい発見があります。
実習題材、演示教具、プリント、道具の整理法、視聴覚教材など多種多様
飛び込みの発表大歓迎。とっておきの教材を持ってきて,大いに自慢してください。

  









すぐ使える教材・教具をその場で作り持ち帰ることができます。 
材料費は実費。これを機に全国に広まった教材も多数。

  丸太挽き 

 そば打ち
 鮎の手開き
 ノミで作る携帯木枕          
 蒸気機関車
 ロボコン入門など



                                     
「田中正造と足尾鉱毒事件から何を学ぶか」布川 了氏(渡良瀬川研究会代表幹事)
「足尾鉱毒事件ビデオとその授業実践」広瀬 武氏(渡良瀬川にサケを放す会)


足尾鉱毒事件史跡の見学会